No.6693 Blue Dragon (UK) Noodle Wok Spicy Thai

No.669は英国の Blue Dragon、Noodle Wok Spicy Thai。Wokは英語で中華鍋のこと。メキシコで購入した品のいただき物であり、カップ上部はスペイン語による説明書きシールで覆われている。紺色の射出成型樹脂カップが毒々しくてあんまし食欲を喚起させないが、まあ英国の会社だから不味くてもしょうがないと思われる方も多いだろう。

▲Fashion Foodのタイ国内向け製品

だがこの製品の製造はタイのFashion Food社によるものであり、カップは同社の国内向け製品と同じ形状で、登録商標の「FF」マークもしっかり刻印されている。タイではベージュまたは黒色のカップを使っているので、今回の紺色カップはコレクターズアイテム級の稀少価値がある(あくまで私の価値観では)。

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No.6692 Maruchan Ramen (USA) Picante Beef Flavor

No.6692は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup Picante Beef Flavor。辛い牛肉味。姉妹品のPicante Chickenはどこへ行っても割と簡単に見付けることができるのだが、このPicante Beefはなかなか見付けられず、やっと出会えた時の喜びは天にも上る気分であった。

Maruchan Ramenは現在17種類あるうち、今回が13種類目の試食となる。既に14種類目も入手しているのでそろそろ「完全制覇」の四文字が目の前にチラ付いてきたよ、頑張ろう!なんたって米国でNo.1シェアの即席袋麺なんだから。

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No.6691 Maggi (Italy) Noodles Gusto Curry

No.6691はイタリアのNestlé Italiana、Maggi Noodles Gusto Curry。Nestlé Italianaはあくまで輸入販社であり製造国は明記されていないが恐らくウクライナだろう。最近ウチが注目している欧州で人気急上昇中の、少ないお湯で煮込むほぼ汁なしラーメン。

このイタリア向けMaggiの製品のみ、麺をゆでる前に大さじ一杯の油を入れる指示がある(スペイン向けのMaggiではこのような指示は無い)。当初その目的が香り付けとか食感の潤い等の、質感アップのためかと推測していたが、他の製品を食べていくうちに、これは麺が鍋へ焦げ付くことを防ぐためではないかと思えてきたよ。

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No.6690 Sailebon (Italy) Noodles Yakisoba Manzo (Cup)

No.6690はイタリアのStar、Sailebon Noodles Yakisoba Manzo。欧州のカップ焼そばで万蔵は牛肉味のこと。製品本体やWebサイトには製造国の記述が無いが、多分製造はポーランドの味の素で、同社OyakataブランドおよびスペインのGallina Blanca社Yatekomoブランドのカップ焼そばと中身はほぼ(もしくは全く)同じ製品だろう。とはいえ、上記二ブランドを含むプレーンな牛肉味カップ焼そばは今回が初めて食べるものである。

頭には大袈裟な湯切りキャップが付いているが、今までの例からして排出孔の形状のせいか湯切りに時間が掛かり、指が熱くて痛くなるんだよなあ、これ。

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No.6689 Orientai Express (Greece) Snack Noodles Chicken & Spring Onion Flavour

No.6689はギリシャのFlavour Factory、Orientai Express Snack Noodles Chicken & Spring Onion Flavour。ギリシャ語で味のことを書くとΠοτ Νουντλς με γεύση Κοτόπουλο、ってなるんだよ。最後の単語が鶏。全然読めないね、Google翻訳さまさまや~。

今回の試食品と比べて現在はカップのフタのデザインが新しくなっているようで、結構目立つ「Vegan」表示が付くようになった。とはいっても今回の試食品もQRコードの上あたりに「VegetalianやVeganに最適です」という記載があるので、最近宗旨替えした訳ではない模様。

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No.6688 La Doña (Panama) Sabor a Camarón

No.6688はパナマのLa Doña、Sabor a Camarón。カマロンはスペイン語で海老のこと。No.6629で姉妹品のSabor a Carne(牛肉味)を紹介している。

製造は中国だが、外観からはそれらしい痕跡は見当たらない。しかし開封すると粉末スープの小袋にスペイン語と英語の他、漢字で「调味包」と書かれていて出自がバレてしまっている。あと、調理例写真で麺を箸てすくい上げている。中米で売られる即席麺で、フォークではなく箸を使う例は殆ど無かったように記憶するので、ここで中華っぽさが少しだけ滲み出ているのかもしれない。

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No.6687 PAMA (Thailamd) Kua Teaw Segera (for Malaysia)

No.6687はタイのThai President Foods、PAMA Kua Teaw Segera。PAMAは漢字で「爸媽」と書き、マレーシアで販売される米粉で作られたビーフン。YouTube動画のタイトルでは誤って社名をPresident Rice Productと書いてしまったが、ここは2017年10月に親会社であるThai President Foodsに吸収されていた。PAMAは同社がマレーシア向けブランドとして企画された米粉麺専用ブランドであり、Intel Streams社を輸入代理店とする。この辺の国際的な関係は極めて複雑かつ流動的で、直接関わらない国の者にとっては極めて判りにくい。

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No.6686 Sailebon (Italy) Noodles Manzo (Beef)

No.6686はイタリアのStar、Sailebon Noodles Manzo。最近ウチが注目している、欧州で流行りの少ないお湯(今回の品は150ml)で作るほぼ汁なし麺。牛肉味である。

Saikebonってな末尾が「ボン」で終わる固有名詞を聞くと脳内で勝手に「♪ぼんぼん ばかぼん さいけぼん♪」なんて唄が再生されてしまうのだ(歳がバレるな)。でも昔Saikebonを紹介した時にYouTubeへのコメントでイタリア人が、この名はイタリア語の「Sai che buono?(=Do you know how tasty is it?/美味しいですか?」から来た言葉だよ、と教えてくれた。にゃ~るほど!

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No.6685 Indomie (Morocco) Goût Boeuf (Beef Flavour)

No.6685はモロッコのSawamag (Salim Wazaran Maghreb)、Indomie Goût Boeuf(フランス語)。ビーフ味である。モロッコのゴミゴミした市場を片っ端から歩けども全然即席麺を見つけられない、ダメかと諦めかけた時にやっと見つけた一品。二個で1€、結構ボラれたなあと思ったがしょうがない。

▲左はエジプト版( طعم لحمه)
右はモロッコ版(بنكهة لحم البقر)▲

同じアフリカのインドゥミーでも、エジプトとアフリカではパッケージが異なるし、よく見ると「牛肉味」を表すアラビア文字も違っている。まあアラビア語は世界各地で使われている表音文字だから国毎にいろんな方言があっても不思議じゃあないよなあ。狭い日本の中でも話し言葉は結構違うんだから。

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No.6684 Indomie (Indonesia) Mi Goreng Fried Noodles (Cup, Export Product)

No.6684はインドネシアのIndofood、Indomie Mi Goreng Fried Noodles (Cup)。輸出専用品であり、マレーシアで入手したもの。インドネシア国内向けにはPop Mieというカップ専用の別ブランドでミーゴレンを販売している。このへんが外部からIndofood社を眺めていてイマイチ判り難いところである。

▲インドネシア国内向けミーゴレンのPop Mie
カップの材質も中身も輸出用Indomieとは異なる

カップ焼そばと同様でお湯を入れて三分経ったら湯切りをする必要がある。各国のカップ汁なし麺は様々な湯切りのためのメカニズムを搭載したり何も配慮しない等色々だが、Indofood社は簡素な孔開きキャップを付けることで対処している。この辺は今度整理してみようかな。

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世界の即席麺探索と紹介動画