No.6526 Nissin Foods (Singapore) U.F.O. Japanese Sauce Flavour

No.6526はシンガポールの日清食品、U.F.O. Japanese Sauce Flavour。日本風ソース焼そば。前回のNo.6525で日本のU.F.O.を採り上げたが、実は今回の試食と一緒に食べ比べたのでそれぞれの違いを明確に浮かび上がらせることが出来た。

  日本版     シンガポール版

パッケージのグラフィックは酷似している。が、フランジを含むカップの直径が日本版はΦ180mmなのに対しシンガポール版はΦ160mmと一回り小さい。カップの高さはほぼ同じ。内容量は日本版が128gに対しシンガポール版は100g、二割強の違いがある。どちらもソース味だが、シンガポール版はスパイシーマヨネーズが付いている。

続きを読む No.6526 Nissin Foods (Singapore) U.F.O. Japanese Sauce Flavour

No.6525 日清食品 日清焼そば U.F.O.

No.6525は日清食品、日清焼そば U.F.O.。説明不要のど定番製品である。1976年5月に発売され(当初はピリオドが無いUFOという名前)、直径180mmの大口径で浅い形状のカップが斬新だった。宣伝も意欲的で、当時混迷していたカップ焼そばの中で、やっと大企業による本命製品が出てきたという印象を持ったもの。

現在もう一方の雄であるまるか食品ペヤングソースやきそばは、これより早い1975年3月に発売されていたが、なにせ販売力に著しく劣る小さな会社だったため近場のスーパーでは目にする機会もなく、私がハマって頻繁に食べるようになったのは70年代の末期になってからだった。(ペヤングヌードルはその前から食べていた)

続きを読む No.6525 日清食品 日清焼そば U.F.O.

No.6524 壽桃 (Hong Kong) 撈麵皇 XO滋味酱

No.6524は香港の新順福食品、壽桃 撈麵皇XO滋味酱。茹でた後に湯切りしてソースと絡める汁なし麺。新順福食品はノンフライ麺専業の会社。NYCのスーパーで購入したものだが、写真の通りパッケージおもて面には「寿桃 撈」としか文字が書かれておらず、シンプルというよりはむしろ情報量不足だと感じてしまう。

スーパーのくせに今どき珍しく値札が貼られていることに違和感を持ち、帰宅して見たら裏面にもバーコードは印刷されていなかった。色々調べたところ、これは五個パック製品を販売店の裁量でバラして単品販売しているものだと判った。

▲元の製品はたぶんコレ(五個パック)

まあ私のようなコレクターにとっては五個パック販売をされるよりも買う際の敷居が下がってむしろありがたい。

続きを読む No.6524 壽桃 (Hong Kong) 撈麵皇 XO滋味酱

No.6523 统一企业 (China) 酱拌面 XO酱海鲜风味

No.6523は中国の统一企业(Uni-President)、酱拌面 XO酱海鲜风味。湯切りを行う中華風焼そば。食べてから気付いたのだが、同名の製品を2015年8月にNo.5615で試食していた。基本的にこのブログを始めて(2015年5月頃)からは一度紹介したものは重複させないようにしていたのに、今回の製品を買う時点ですっかり忘れていたよ。

▲No.5615统一酱拌面XO酱海鲜风味(2015)

詳しく比較すると湯切り機構が変更されており、また「面身新昇級」と書かれており昔よりも麺が太くなっているようだ。ソースとかやくの小袋は中身はともかく外観は変わっていないみたいだな。調理例写真も箸に絡む具以外は同じっぽい。

続きを読む No.6523 统一企业 (China) 酱拌面 XO酱海鲜风味

No.6522 Samyang Fodos (South Korea) Bajirak Kalgugsu Assorted Clam Flavour

No.6522は韓国の三養食品、バジラック カルグクス。英文表記ではSamyang Fodos、Bajirak Kalgugsu Assorted Clam Flavour、ハングル表記は삼양식품 바지락칼국수。オーストラリアで購入した輸出仕様であり、説明書きは英・中・仏・ハングルの四か国語表記。韓国国内版は質量が130gあるのに対して今回の輸出版は100gと少し小さめである。

「バジラック」の部分は中国語で蜆(シジミ)貝麵と書かれているが、調理例写真を見るとシジミではなくアサリが入っている。フランス語ではPalourdeと書かれており、これは確かにアサリの意味だ。

続きを読む No.6522 Samyang Fodos (South Korea) Bajirak Kalgugsu Assorted Clam Flavour

No.6521 KASET (Thailand) Instant Bean Vermicelli Shrimp Tom Yum

No.6521はタイのThai Ha Public、KASET Instant Bean Vermicelli Shrimp Tom Yum。小さなサイズのトムヤム春雨。Thai Ha Publicは春雨のみを扱う会社で、KASETブランドで袋麺およびカップ麺の製造を行っている。

KASET製品はパッケージに女性のイラストを載せるのが特徴で(輸出専用の丼型カップは除く)、過去に食べた製品の写真を切り出して並べてみた。いや~壮観だねえ。

しかしよく見るとNo.6409と6432はただの色違いだし、No.4651と5941、4706と6443は顔が同じだな。今回こうして並べてみて初めて気付いたよ。

続きを読む No.6521 KASET (Thailand) Instant Bean Vermicelli Shrimp Tom Yum

No.6520 Maruchan (USA) Instant Lunch California Style Vagetable

No.6520は米国のMaruchan、Instant Lunch California Style Vagetable。Instant Lunchは東洋水産が米国に設立したMaruchan Inc.による、北米やメキシコで大量販売されるベーシックなカップ麺。

東洋水産が米国でカップ麺の生産を始めたのは1977年で、当初はSoup Noodlesという名だったのを翌年Instant Lunchに改名した。日清は1973年に米国産Cup Noodles(当初はCup O’Noodles)を出して先行していたが、現在ではInstant Lunchがトップシェアである。

続きを読む No.6520 Maruchan (USA) Instant Lunch California Style Vagetable

No.6519 Nissin Foods (Singapore) U.F.O. Tom Yam Seafood Flavour

No.6519はシンガポールの日清食品、U.F.O. Tom Yam Seafood Flavour。製造はインドネシアでマレーシア等のイスラム圏で販売されるHALAL認証品。日清は焼そばの海外進出に熱心で北米ではChow Meinシリーズ、欧州ではSobaシリーズ、そして日本や中国・今回のシンガポールではU.F.O.シリーズを展開している(このほかタイやフィリピン、ブラジルでもYakisobaを出している)。世界的に見ても競合各社からも類似の製品が多数出てきて、焼そばという食べ物は着実に定着しつつあるようだ。

今回の品の広告を見ると、宇宙人がUFOに乗ってやって来て未知の食品を広めていくようなイメージだね。

続きを読む No.6519 Nissin Foods (Singapore) U.F.O. Tom Yam Seafood Flavour

No.6518 Maggi (Papua New Guinea) 2 Minute Noodles Beef Fleiva

No.6518はパプアニューギニア(以下PNGと略す)のNestlé、Maggi  2 Minute Noodles Beef Fleiva。右肩に黒地で「PNG MADE」と書かれた印はPNGで製造されたことの証である。これはMaggiの即席麺だけでなく様々な業種の製品に付けられる国を挙げてのキャンペーンで、PNGの人々に自国産品の消費を促す意味もあるのだろう。

PNGのスーパーを見た限りでは国産Maggiの即席麺は今回のビーフ味と後日紹介するチキン味の二種類のみで、カップ麺は作っていない模様。生産品目は少ないが、どこの店に行ってもいい位置で山積みされて売られていた。一個1PGK、日本円換算で27円ぐらい。

続きを読む No.6518 Maggi (Papua New Guinea) 2 Minute Noodles Beef Fleiva

No.6517 ペヤング ソースやきそば 金粉入り

No.6517はまるか食品、ペヤング ソースやきそば 金粉入り。2019年4月の発売で限定商品と称しているからてっきり令和記念の企画モノであり、所定数を生産したらアッサリ終売になる製品だと思っていたのに現在でもまるか食品のWebサイトに製品情報が載っている。もしかしたら期待した程には売れず、在庫が溜まっているのかな?

税抜希望小売価格は標準品の193円に対して57円高の250円。やきそばの中身は同じものとして単純にこの差額を金の小売価格に換算すると、今日の相場が1g当たり5,731円(田中貴金属工業)なので約10mgとなる。これが価値あるものと思うかアホらしいと思うかは、貴方の心の持ちよう次第。

続きを読む No.6517 ペヤング ソースやきそば 金粉入り

世界の即席麺探索と紹介動画