Dec.2022 Vietnam (Hanoi) 即席麺探索記

序章

先日ベトナムのハノイへ行き、即席麺61種類(袋麺47種、カップ麺14種)を仕入れてきた。コロナ禍以降初となる海外遠征。現地で二泊+機内で一泊の慌しい旅程。

ベトナムは十年前の2012年4月にホーチミン市へ買出しに行っているが、その直後の7月にベトナム日清の工場が竣工し生産開始。もう少し遅く行けばベトナム日清食品の製品を入手できたのに、と深く後悔したものであり、いつかまたベトナムへは行かねばならない!との想いをずっと抱いていた。南北に細長い国であり、南部で商業の中心であるホーチミン市に対し、今回は北部にある首都で政治の中心であるハノイを訪問地とした。

▲今回の即席麺探索道中を動画で紹介
(後半部はハノイの街歩きや市場巡りです)

ベトナムの即席麺市場概要

ベトナムは即席麺の消費量が世界第三位で年間85.6億食(一位は中国で439.9億食、日本は五位で58.5億食)、一人当たりの消費量は堂々の世界第一位で年間87食を誇る即席麺大国である(長らく韓国が第一位だったのを最近抜き去った)。さらにその伸び率も高く、消費量が2017→2021年で約70%も増加しており、今後のさらなる発展が見込まれる。
(以上はWINA:世界ラーメン協会による2021年の数値)

▲即席麺エリアにはこんな棚が30脚ぐらい並ぶ

即席麺売り場が占めるスペースの割合は、スーパーでは日本よりもかなり多くの面積を得ているように見える。大きなスーパーだと幅2mぐらいある陳列棚を30脚分ぐらい即席麺で占有していた。コンビニは日本と同程度、カップ麺の比率が少ないからだろう。

ベトナムの即席麺は袋麺がカップ麺よりも断然優勢で、売り場を見た感じでは8:2程度かな。袋麺のパック販売は(日本を含む)他国とは違い少数派であり、殆どの袋麺を単品で入手できるのはコレクターにとって大変有難い。なおパック販売が少ない反面、箱単位(18、24、30個入り)の販売が一般的。実際スーパーでも市場でも、大きな即席麺の箱を抱えて歩く人を頻繁に見掛けた。

フォー(phở)やブン(bún)など米粉麺の比率は約3割といったところか。小麦麺で湯切りが必要な汁なし(焼そば)タイプも3割程度はあり、その中の半分程度は即席のスパゲッティ。なお街中でフォーやブンを出す店舗はたくさんあるが、小麦粉によるラーメン(中華麺)を出すところは全然見掛けなかった。

▲店舗で食べたフォー(左)とブン(右)
どちらも米粉麺だが、作り方や形状が異なる

スープは牛(bò)・鶏(gà)・海老(tôm)が御三家で豚は少数派。日本を意識したオリエンタル味(醤油)をたまに見るし、タイのトムヤム味や韓国風キムチ味も珍しくはない。唐辛子による辛口(cay)タイプも十分に市民権を得ているが、今まで食べた経験からするとタイの即席麺ほどの激辛製品はない。

殆どの袋麺はチキンラーメンのように丼にお湯を入れ蓋をして待つタイプで、鍋で茹でる指示があるものは極めて少数派。このへんの事情は10年前とほぼ同じ。最近では日系のエースコックベトナムやベトナム日清がノンフライの即席麺を投入している。

スーパーでの販売価格は一般的な袋麺が4,000~12,000VND(23~69円)、カップ麺が8,000~16,000VND(46~91円)程度。健康志向製品とか贅沢高級品ではもっと高額なものも存在する。タイやインドネシアからの輸入品はベトナム産の製品と大差ない価格だが、韓国製は相場の倍ぐらいの値が付いている。10年前と比べると特に袋麺が大きく高騰していた。当時は日本円換算で一袋10円相当なんてのもあったんだけど。さらに高級品へのシフトも始まりつつある印象。日本も、他のアジア諸国でも通ってきた道である。

VND:ベトナム通貨ドン。ベトナム入国時の両替で10,000円(JPY)→1,750,000VND。簡易的にVNDを円に換算する際は下三桁を取っ払い5.7を掛ける。

メーカー各論

今回行ったスーパーやコンビニ等で最も頻繁に見掛けたのは
Acecook Việtnam Joint Stock Company
(ベトナム語での表記はCông Ty Cổ Phần Acecook Việt Nam)
である。これはもちろん日本のエースコックが親会社。1993年に進出した後、2000年に発売した「Hảo Hảo」が大ヒット!以後ずっとベトナムの即席麺市場を主導している。今回見て回った中での肌感覚だとシェア50%程度かな。10年前ホーチミン市へ行った際はもっとシェアが高かった(60%~)ように記憶する。これが地域性なのか時代によるものかは不明。10年前は全製品に「Vina Acecook」というサブブランドが付いていたが現在は廃止されている。製品の種類はラーメン以外にフォー等の米粉麺も非常に多い。スパゲッティにも積極的。

二番手以降は僅差で順不同だが、ドメスティックな企業として
Vietnam Food Industries Joint Stock Company
(VIFONブランド、Công Ty Cổ Phần Kỹ Nghệ Thực Phẩm Việt Nam)
社が挙げられる。創業は1963年、1996年から即席フォーの生産を始めており、上記Acecook Vietnamが会社を立ち上げる際はパートナーとしての立場にもあった。ここも製品の種類が膨大。VIFONブランドのフォーは日本のエスニック食材店等で見ることができる。

10年前と比べて、今回確実に勢力を増していたのが
Masan Consumer Corp.
(Omachi、Chin-Su、Kokomiブランド、Công ty Cổ phần Hàng tiêu dùng Masan、昔はMasan Foodという社名だった)
ここは即席麺だけでなく調味料(Chin-Suブランドなど)や食品商社的な業務も執る大きな会社。Omachiは「お待ち」を連想するけれども直接の日本企業との関係は無さそう。初めてOmachiを食べた時は個性的な味にベトナムの新しい息吹きを感じて少なからず感動したよ。10年前には無かったカップ版も一通り揃って、味の種類もかなり増えていた。日本車に例えるならばトヨタ日産ホンダではなくスバルかマツダ的な立ち位置かな(?)

10年前は存在を知らなかったが、今回一定の売場を確保していた
Afotec / Asia Food Technology
(Micoem Cung Đìnhブランド)
去年ぐらいから日本のドン・キホーテやダイソー等で急激に見掛けるようになってきた新興ブランド。やはり本国でも急伸長しているようだ。液体スープによる高い品質感を売りとしている。しかし製品の品揃えはまだあまり多くない。

上のAsia Food Technologyと似た社名で、存在感は10年前と同等の
Asia Foods Corporation
(Gấu Đỏ、Jomoブランド)
いまいちメジャーにはなり切れない印象。Gấu Đỏのパンダみたいなキャラクターは実は赤い熊。10年前はJomoブランドなんて無かったはず。逆に昔あったHelloというブランドは今回存在を確認せず。会社としての市場シェアは3%以下か。

結構老舗企業のはずだが、今回あまり元気が無く見えたのは
Thien Huong Food
(Vị Hương、味香麺ブランド)
10年前のホーチミン市ではそれなりの存在感があり、また日本にも製品が結構入ってきているのだが、今回のハノイではあまり目立たなかった。南北での地域差があるのかもしれない。

ここも即席麺の老舗企業
Colusa Food Joint Stock Company – MILIKET
(Colisa Miliketブランド)
クラフト紙で出来た古風で質素なパッケージの製品が代表作。これを10年前の帰国直前に一個だけ入手でき、ああベトナムに来た甲斐があったと歓喜したもの。どことなくベトナムらしくない、ラテンっぽい雰囲気がある会社だと感じている。

韓国のPaldo(旧韓国ヤクルト)がベトナムに建てた会社
Paldo Vina (Korenoブランド)
韓国にあるPaldo製品を現地生産するとともにベトナムでの専売品も作っている。昔は「KRF159」というサブネームが付いていたのに現在は消えていた。10年前よりも勢力を増し、市場で十分に健闘している。

台湾の味王(Ve Wong)がベトナムに建てた会社
Saigon Ve Wong(A-Oneブランド)
ここは上記のPaldo Vinaとは対照的に台湾で製造販売する製品のコピー生産はせず、みなSaigon Ve Wong独自の品揃えのようだ。この会社はベトナム市場だけでなく輸出にも力点を置いており、アジア諸国の他、世界のあちこちで見掛けることがある。

ところで、今回のベトナム出張の主目的はベトナム日清の製品を入手する筈だったのにどうだったの?と思う人もいるだろう。

そのベトナム日清は
Nissin Foods Vietnam Co. Ltd.
今一つ存在感が薄かった。進出してから10年が経つのでそれなりに浸透しているだろうと予想したのだが、巨大スーパーの片隅に潜んでいる程度。ノンフライの袋麺(Mì Không Chiên 365)を健康志向製品として強く推しているが、市場に広く受け入れられているようには見えなかった。今回購入した同社製品は賞味期限の余地がみな短かかった。ということは、商品があまり回転していない証左だろう。

またカップヌードル(Cup Noodles)のベトナム語パッケージが売られていたが、これはタイで生産されたもので、味の種類もタイのものと同じなので購入は見送り。袋のラ王はベトナム工場製で、日本に無いピリ辛豚骨があったのでこれは購入してきた。どん兵衛は日本からの輸入らしく、日本のどこの地方の味を適用しているのか興味があったが、現物に巡り合うことはなかった。

現地の広告では安東百福氏の写真を掲げて日清が即席麺の元祖であることを強くアピールしているが、それだけではなかなかベトナム人の心をつかむまでには至っていないようだ。新規に海外へ進出するということは、あの日清でさえも困難なのだろう。一方でベトナムの即席麺需要はまだまだ伸長しているので、今後上昇気流に乗るチャンスもあるはずだ。

あとベトナムの即席麺市場で無視できないのは韓国からの輸入製品で、農心(Nong Shim)、三養(Samyang)、オットギ(Ottogi)の各社製品が明確な存在感を示していた。韓国製品全体ではシェア20%近くはあるかもしれない。なお農心辛ラーメンについては中国の上海農心(农心)ではなく韓国製である。(東南アジアのいくつかの国では中国製が流通している)

他の輸入品ではタイのThai President Food(MAMAブランド)とインドネシアのIndofood(Indomieブランド)をよく見掛けた。日本からの輸入品は日系のスーパーへ行けば入手することが可能だが、それ以外では殆ど見掛けない。あっても値段が馬鹿高い。

久々に即席麺調達の海外遠征を行なって

従来即席麺調達のための海外遠征を行なう際は、足で稼ぐやり方でとにかく歩きまくり(一日50,000歩はザラ)スーパーやコンビニ・市場を廻るのだが、いいかげん歳をとって体力的な不安を感じており、それに加えてベトナムは交通事情が殺人的に厳しく、慣れないと怖くて道路を渡ることすらなかなかできない。一~二分待って信号が青になれば安全に横断できる、なんて優しい世界ではなく、常に車やバイクとの真剣勝負の場である。逆走も多いし。10年前の経験からすると地図上の1kmを歩くのに、日本よりも遥かに多くの時間を要してしまうのだ。(でも現地の人はおばあちゃんでさえもヒョイヒョイと道路を渡っていくのが不思議)

そこで今回からは東南アジアで一般的なタクシー配車サービス、「Grab」を導入したところ、なんという極楽!移動の障壁が綺麗サッパリと無くなった。スマホアプリ上の地図で行き先と車種を指定すると値段が提示され、これを承諾すると早い時は30秒足らずでタクシーが現れる。行先を説明したり価格交渉の面倒さが無く、ボラれる心配もせず、乗車時に自分の名前を伝えればあとは喋る必要ナシ。カード決済にすれば降車時の支払いも不要。お金で解決したと言われればそれまでだが、ベトナムはタクシーが安いので結構な遠距離、20分程度乗っても80,000VND(460円)はしない。こいつはとてもイイ!

従来より渡航前に予習として主な即席麺企業のサイトを巡回し、写真入りの製品情報をまとめておくようにしていたが、ベトナムの即席麺は種類がとてつもなく多いので写真は断念、代りにパッケージの色と製品名を記載するようにして臨んだが、これが意外に有効。コンパクトに情報を集約できてとても役立った。今後の活動でも活用できそう。

▲TonTanTinメモ

今回は日系のエースコックベトナムとベトナム日清の製品を優先的に購入した一方、トータルでの収穫数は61種類に留めた。現地企業の知らない製品はまだまだ多くの存在を確認したが、来年以降も年2~3回の海外遠征を行なうつもりでおり、これ以上たくさん買い込んでしまうと動画作成を伴う試食がとても追いつかなくなり在庫管理が破綻する。このへんの匙加減は難しい。ベトナムへは5年後ぐらい経ったらまた行きたいな。

渡航直前にアクションカメラ(Dji Acthin3)を購入し、首からぶら下げて道中の動画を撮ってきた(上の動画は全てアクションカメラによるもの)。だが使い方を全然習熟しておらずぶっつけ本番で臨んだため画角が変な向きで目標物からズレていたり、録画と停止を逆だと思って撮りたいーンを逃がしたりと、散々な有様だった。次回の遠征までには使い方をマスターしなければならんなあ。

その他ハノイ、ベトナムについて

10年前にホーチミン市へ行った際(4月)はとにかく蒸し暑くてすぐにバテてしまったが、今回のハノイは到着日が少し暑かった(最高気温27℃)ものの、翌日以降は日本の関東圏と大差ないぐらいに寒く(最高気温16~18℃)長袖の上着が必要だった。ホーチミン市とハノイでは南北に1,000km以上離れているから気候も大きく違って当たり前か。

飛行機はベトナムの「Bamboo Airways」という新興キャリアを初めて使った(成田⇆ハノイ、Airbus A320neo)。価格はLCCのVietjet Airと殆ど差が無いものの、ちゃんと機内食が出たしビールも飲めてスーツケースは一個無料で預けられる。機内はシートピッチが広くて十分にくつろげた。背面モニタは無くエンタメ系は機内Wifiを通じてスマホで観る仕組みなのだが、あまり魅力的なコンテンツは無かったので食事時以外は殆ど寝ていた。なお飛行機の搭乗時間は5~6時間(行き帰りで違う)で、時差は2時間。

▲Bamboo Airways
(私が乗った機体ではない)

▲バンブーバンブー
(下の陸地は紀伊半島の先っちょ付近、帰国時)

コロナの影響

コロナ対策について、日本からの出国→ベトナムの入国の際にはノーチェック。何もやることは無かった。

ベトナムからの出国は飛行機のチェックイン時にワクチン接種証明のコピー(日本語)を見せて無事通過。日本への入国時はデジタル庁が推進するVJW(Visit Japan Web)というサイトで事前にパスポートとワクチン接種証明を撮影登録して質問に答えておけば通関と検疫はQRコードを提示するだけで手続きが完了する。

私はワクチンを三回以上打っていることもあり、今回の旅程ではコロナに関する煩わしさを殆ど感じずに済んだ。他の国の場合でも大きな違いは無さそうなので、海外へ出ることを躊躇している人は今が峠の第八派の終息が見えてきたら再検討をしてもいい頃だろう。(但しワクチン接種が二回以下の人は状況が異なる)

マスクの着用率はノイバイ国際空港内で90%以上はある感じで、ハノイのスーパー内では60~70%、路上だと20~25%程度かな。私は外出する際に必ずマスクを着けていたが、決して浮いた存在ではなく、人の多い場所で周りを見渡せば他にもマスクをした姿が何人かは視野に入る。

恒例の家電・車のチェック

なのだが、今回電気製品売場はあまり詳しく回っていない。少し見た感じでは白物家電もAV機器もSamsungとLGの韓国勢が優勢で、次いで中国勢のTCLとHisense、その後塵を拝して日本勢のパナや東芝シャープ日立がいるけれど、店の力の入れ方がイマイチ弱いようで商品の展示もあんましパッとしない感じ。冷蔵庫や洗濯機など白物家電はシルバー基調のものが多く見た目がクール。

自動車について、今のベトナムはSUVの比率が高い。その中でもトヨタが一番多く、日本では見ないFortunerがたくさん走っていた。写真で見るより現物の方が遥かにカッコいい!あとはCollora Cross(日本のとは少し違う)もよく見たな。日本勢の二番手は意外に三菱で、これも日本には無いXpanderをよく見掛け、こいつも現物はカッコいい!ホンダやスバル・マツダもちらほら走っていたが、日産車はあまり見なかった。

トヨタの次に多いのは韓国のHyundaiとKIAが同じぐらいで、シェア的には日本より韓国車の方が多いかも。SantafeやSonataの他、出たばかりのPalisadeまでいたのはビックリだった。韓国勢は小型車も多く、安タクシーとしてi10とかMorningがたくさん使われている。

今や日本ではあまり見ないFordも結構いた。中国車は乗用車では皆無だが、商用のバンをたまに見かけた。欧州車は仏Peugeotが結構いるがCitroënとRenaultは皆無。独MB・BMW・Audiは黒光りするのが多く、これに乗るのが裕福さの証しっぽい。VWはあまり見なかった。Volvoも希少車だね。

そして、ベトナムの自動車ウオッチで最大の収穫はベトナム製の新興ブランドVinfastをたっぷり見ることが出来たこと。街を少し歩けば遭遇出来る程度には浸透している。初めて実物にお目にかかれたし、写真もたっぷり撮っちゃったよ。以下Lux A2.0。

▲Vinfast Lux A2.0 Turbo

▲正直言ってビンファストはカッコいい!

デザインはPininfarina。メカニズムはBMWと協業しているので、車としての出来は多分問題無いだろう。ちょっとアクが強いけど整ったフォルムで十分にカッコいい。この他にSUVのLux SA2.0とコンパクトのFadil(1.4L)、高級SUVのPresidentがある・・・

・・のだが同社は2025年にEV車専業となりアメリカにも進出する宣言をしている。多少の不安を感じつつも、今後に注目してゆきたい。即席麺でも自動車でも、小さな新興メーカが上を目指して頑張る姿を見るにつけ、私は無性に応援したくなるのだ。

まあ将来に渡って日本に入って来ることは絶対にない車だろうから今回拝めただけでも十分ラッキー、ご利益がありそうである。

日本に絶対入ってこないという意味では境遇が似ている台湾裕隆(Yulon)下のLuxgenも走っていた!ベトナムへ輸出していたのか~!とちょっとビックリ。私にとってはこういうのを見るのが外国の街を歩く大きな歓びで、珍しい車に遭遇すると脳内にアドレナリンやドーパミンがドバドバ溢れ出してしまうよ。

二輪はホンダが圧倒的。多いのは現地生産のスクーターでWaveやAir Blade、Leadも結構見た。ヤマハもちらほら、伊Piagioもちらほら、スズキは殆どいない。台湾勢はSYMをちょっと見た程度。そして車の項で紹介したベトナム製Vinfastの電動バイクが結構いた。これも街を三分ほど歩けば遭遇出来る。

というわけで、

来年以降半年ぐらいに渡って今回購入したベトナム製即席麺の試食紹介が頻出するので、よろしくお知りおき下さい。

久しぶりに海外へ行き即席麺売り場の前に立つと、体中の血液が沸騰し逆流するのを感じ(ホントウか?)「俺は今、生きている!」という実感が湧いてくる。今後の遠征候補地はインドネシア・台湾・タイ・フィリピンあたりを考え中だが、疫病や紛争などが起きてしまうと海外遠征どころではなくなってしまうので、行ける時にドンドン行きたいと思っている。これが私の生きる道~♪