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No.6608 Indomie (Egypt) Chicken Curry Flavour

No.6608はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Chicken Curry Flavour。エジプト版インドゥミーの紹介は今回で七回目、今まではスーパーで購入したものだが、今回の品は街のキオスクというか小さな小屋のような雑貨屋で買ったもの。

▲右にちょっとだけ見える店舗で買った

ここではスーパーのようにはクレジットカードが使えず、かといって手頃なエジプトの通貨も持っていなかったので米ドルでいいか?と聞いたら売ってくれた。でもインドゥミーの袋麺二個で1USDだったから一個当たり55円相当。スーパーで買ったヤツは一個20円以下だったから割高だったなあ。まあコレクションのためなら全然許容範囲なんだけど。

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No.6607 湖南神宮食品 (China) 丰谷 重庆麻辣烫 麻辣大餐

No.6607は中国の湖南神宮食品、丰谷 重庆麻辣烫 麻辣大餐。日本の漢字で書くと豊谷 重慶麻辣湯。ウチで初めて扱う会社であり、情報が少なく判らないことだらけ。パッケージには宇宙服を着て浮遊する少年がマスコットキャラクターとして描かれているが、何とも時代錯誤的な印象を受けてしまう。もしかして湖南省には宇宙関連施設でもあるのかな?

写真を撮るために開封してビックリ!米粉によるフォーみたいな幅広麺と緑豆による細い春雨麺の二種類が混ざって入っている。かつてシンガポールSing LongのFried Kway Teow(No.5707)がラーメンとビーフンの二種混合麺だったが、それに続くものである。世界にはいろんな即席麺があるんだなあ。

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No.6606 Chow (Fiji) Tomato Flavour

No.6606はフィジーのFMF Snax、Chow Instant Noodles Tomato Flavour。フィジーで生産された即席麺。フィジーは面積が1.8万km2(四国とほぼ同じ、日本は37万km2)、人口が90万人程度の小さな国というか島の集まり。No.6600で同じフィジー製のNestlé、Maggiの即席麺を紹介している。

この製品およびNestléのMaggiを入手し、共に「Product of Fiji」の記載があることを見てすぐにこんな小さな国、それもあまり即席麺が一般的ではなさそうな地に即席麺の生産工場が二つもあるのは怪しいと思った。ならばどちらかがもう一方に製造委託しているんじゃないか?とも。

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No.6605 Maruchan Ramen (USA) Noodle Soup Chili Flavor

No.6605は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup Chili Flavor。Maruchanはもちろん日本の東洋水産の現地法人、米国の即席麺シェアの七割以上を持つ(2017年資料)。実際米国のスーパーをまわると一番頻繁に見掛けるのがこのMaruchan Ramenだと実感する。

現在米国市場向けに17種類を擁する大ファミリーであり、内訳は
01. Chicken Flavor(No.3915で試食)
02. Chicken Mushroom Flavor(No.1735)
03. Creamy Chicken Flavor(No.5563)
04. Roast Chicken Flavor(No.5297)
05. Picante Chicken Flavor(No.5374)
06. Beef Flavor(No.6261)
07.★Sriracha Chicken Flavor
08.☆Picante Beef Flavor
09. Roast Beef Flavor(No.5065)
10. Shrimp Flavor(No.4454)
11. Lime Chili Shrimp Flavor(No.6274)
12. Chili Flavor(今回遂に試食! No.6605)
13.★Chicken Tortilla Flavour
14. Pork Flavor(No.5450)
15. Soy Sauce Flavor(旧Oriental Flavor No.5255)
16.★25% Less Sodium Chicken Flavor(少し前まで35%だった)
17.★25% Less Sodium Beef Flavor(同上)

★は未試食、☆は購入済み。たまに新製品が出る一方で昔あったものがいつの間にか消えていたでりで、なかなか全種類制覇は難しい。

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No.6603 WaiWai X-Press (Serbia) Instant Noodles Spinach Flavoured

No.6603はセルビアのCG Foods Europe、WaiWai X-Press Instant Noodles Spinach Flavoured。ほうれん草味。No.6593で姉妹品のTomato Paprika味を紹介している。

ほうれん草といえば、子供の頃に観たテレビアニメのポパイが側面にSpinachと書かれた缶詰を食べた瞬間に♪チャ~チャチャチャチャッチャチャ~と音楽が鳴ってパワーアップする図が印象的なのだけど、幼心にこのシーンには全然リアリティを感じなかった覚えがある。それは(未だにだけど)ほうれん草の缶詰というものを見たことが無いからだろう。八百屋とかスーパーに行けば一束いくらで売っているからね。

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No.6602 Nissin Foods (Singapore) Cup Noodles Spicy Seafood Flavour

No.6602はシンガポールの日清食品、Cup Noodles Spicy Seafood Flavour。漢字表記は香辣海鲜味杯面で、実際の製造はタイ。シンガポールの日清食品はアジア地域の統括事業および同国内の販売のみで製造は行っておらず、タイやインドネシアの工場で作ったものを輸入販売する。

私は全ての販売地域のカップヌードル(印刷言語の違いは除く)を各二種類以上食べた経験があるが、同じブランドなのに中身にはさほど統一感が無いと思っている。そんな中で日本のカップヌードルに一番近いと感じるのがこのシンガポール版である。原産国であるタイ版よりも日本版に近いということは、仕向地の嗜好に合わせて意識的に作り分けている証でもある。

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No.6601 Nissin Foods (México) Cup Noodles Sabor Pollo, Habanero y Limón

No.6601はメキシコの日清食品、Cup Noodles Sabor Pollo, Habanero y Limón。チキンとハバネロとレモン風味。海外のカップヌードルとしては珍しく別添でハバネロペーストの小袋が付いており、温度計を赤いアルコールが突き破っている絵が描いてある。

裏面には「Hecho en México」と書かれた鷲のマークが刷られており、本品がメキシコ製であることを示している。メキシコにおける即席麺シェアが圧倒的No.1のMaruchanは同国に生産拠点を持たず、全数米国から輸入しているのに対し、日清は現地生産まで行っているのに全然追い付けないというのが商売の難しさを感じさせる。

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No.6600 Maggi (Fiji) 2 Minute Noodles Chicken Flavour

No.6600はフィジーのNestlé、Maggi 2 Minute Noodles Chicken Flavour。よその国で作った製品を輸入しているのではなく、れっきとしたフィジー製の即席麺である。過去ウチでは知人の新婚両行土産でフィジーのMaggi製品をいただき、2004年11月のNo.3004で紹介している。

▲誇らしげな「FIJIAN MADE」マーク

Nestléのフィジー工場は1985年に竣工。即席麺の生産をいつから開始したのかは把握していないが、南太平洋の中では一番早く、のちにパプアニューギニア(PNG)でもNestléの即席麺を作る工場が出来た。PNGの場合と同様にオーストラリアのNestléが主導する形で運営をしているみたい。

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No.6599 維力食品工業 (Taiwan) 一度贊 紅燒牛肉麵(オーストラリア向け)

No.6599は台湾の維力食品工業(Weilih Food Industrial)、Ichiban Delicious Instant Noodles。オーストラリア向けの輸出仕様であり、台湾オリジナルの製品名は「一度贊 紅燒牛肉麵」。なぜか日本語の「一番」が入っている。

オーストラリア向けのためかフタには「with Real Australian Roast Beef」と書かれており、これを見たオージー達は「俺たちの肉を使っているぜ!」と喜んで買い込むのだろう。あと「台湾製だけど最低20%はオーストラリアの材料を使っているよん」みたいな表示がある。海外の即席麺ではたまにこのような材料の国籍による比率表示を見掛ける。

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No.6598 Cintan (Malaysia) Perisa Assam Laksa 亚三叻沙味

No.6598はマレーシアのYeo Hiap Seng、Cintan Mi segera Perisa Assam Laksa。漢字表記は亚三叻沙味。ラクサ味といってもマレー半島の地域毎に様々な種類があり、味の違いもとても大きい。

今回の品は日本でメジャーなココナッツミルクと海老を使うもの(シンガポールやクアラルンプールのラクサ)ではなく、魚(アジやサバ系)のダシに木の実(タマリンドやラクサ、コクムなど)を使ったペナン風ラクサを模したものである。アッサム(Assam)といっても紅茶が有名なインドの地名ではなく、マレー語で酸っぱい(asam)が変形した言葉のようだ。パッケージの調理例写真に魚の切り身が乗っているのが珍しい。

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